欧州トップディビジョンにとうとう中国人選手ゼロ→中国人「日本人ほど努力していない」「日本より給料を高くしてはいけない」【海外の反応】
![欧州組がいなくなった中国サッカー](https://abroadch.com/wp-content/uploads/2025/02/image-3-300x216.jpg)
バブルが崩壊し、国内クラブの解散や給料未払いが問題となっている中国サッカー。
そんななか、欧州トップディビジョンから同国の選手がいなくなったことを日本のサッカーメディア『超WORLDサッカー!』が以下のように報じ、中国で話題になっています。
習近平政権発足に前後した中国国内のサッカーバブル到来で、超級を中心とした国内リーグの各クラブが潤うことに。コロナ禍で沈静化し、サラリーキャップも導入されたが、依然としてその待遇は「かなり良い」とされる。
それは、欧州クラブへ移籍する自国選手の減少に直結。A代表が繰り返しW杯出場を逃すなか、“最後の1人”ウー・シャオコンが年明けにバジャクシェヒル(トルコ1部)から北京国安へ完全移籍し、とうとう欧州トップディビジョンでプレーする中国人選手がゼロとなった。
中国『新浪』は、中国系の元世代別ノルウェー代表MFホウ・ヨンヨンを例に、中国スーパーリーグの高待遇を解説。
3月の中国代表入りが濃厚とされるホウ・ヨンヨンは、先月18日にノルウェー2部・ランハイムから中国超級・雲南玉昆へ完全移籍。新天地での年俸は500万人民元(約1億円)だといい、これはノルウェー国内に残れば1部リーグのトップクラブでも貰えなかった金額だという。
「ホウ・ヨンヨン自身にとってこの移籍は良い選択となっただろう。これはノルウェーリーグだと間違いなくあり得ない待遇だ。しかし、中国サッカー界の長期的な発展を考えれば、明らかに利益より害が大きいと言える」
また、昨年まで中国超級の5クラブを指揮した経験を持つヤーセン・ペトロフ氏も、母国ブルガリアのメディアで、中国スーパーリーグの高待遇に言及。中国人フットボーラーの大半は欧州移籍を考えていないと証言した。
「近年ではただひとり、ウー・レイが高い志を持ってスペインで一定期間プレーし、帰国後は1部リーグ(超級)の得点王となった。しかし、自国で十分すぎる給料をもらえるなら、他国の文化や生活に惹かれることなんてない…当然だろうね。中国人選手に欧州移籍の意向はない」
欧州トップディビジョンにとうとう中国人選手ゼロ「中国スーパーリーグの待遇が良すぎ…長期的には“害”が大きい」
この記事に対する中国の反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。
中国の反応
中国スーパーリーグの高給が選手を国内に留めているが、選手の成長にとって良いことなのだろうか?
高給はもう過去のもので、今海外に行けない主な理由はスキルが基準に達していないからだ。
国内リーグの選手たちもこれからも減給を余儀なくされそうだな。
給料はほぼ関係ないよ。欧州のどのクラブがこのレベルの選手たちを欲しがるんだ?
やはり一番の問題は実力不足だ。
中国スーパーリーグの高給が選手たちを甘やかしている。
本当の理由は給料ではなく、サッカー文化や環境が不足していることだ。一部の富裕層だけがサッカーを楽しむ環境だと、自然とその層だけでサッカー文化が形成されることになる。
イングランドのように全国に多層的なリーグを設けて、何百人ものサッカーファンを育てることができれば、自然と競争が生まれ、レベルの高い選手の輩出を促すことができる。
ウー・レイは減俸を受け入れた上でエスパニョールに移籍したからね。
かつて広州恒大が推し進めた金満サッカーは中国サッカーに害をもたらした。多くのタイトルを勝ち取るために損失を生み出すビジネスは、どのような産業においても持続不可能だろう。
多くのクラブが解散しているよね?選手への給料はどこから出ているんだ?
レベルは低いのに高待遇。この国の人たちの怠惰な気質からすると、当然のこととも言える。
かつては孫継海や李鉄など、海外でプレーする選手がたくさんいたが、今ではそのような選手を見つけるのは困難だ。
給料を払いすぎなんだよ。バスケも同じ状況だ。
現在は欧州に移籍してもただベンチに座っているだけで実績は残せないし、それよりも悪い状況の選手もいる。
実力不足なのに高給。それでも試合を見る人はたくさんいる。理解できないわ。
たしかに日本人ほど努力はしていない。中国市場はこれだけ大きいから、ただぼんやりと働いていても、衣食住に困ることはない。
中国の男子サッカーはプロリーグを始めるべきではなかった!メンタリティもレベルも全く及第点に達していない!過去30年間で大金を無駄にしてきた!FIFAランキングはリーグが始まる前よりもずっと低くなっている!
これが中国サッカーと日本サッカーとの間に大きな差がある理由の一つだ。
要するに、サッカーを人生のように大切にしていないってことだよ。ソン・フンミンと三笘薫はサウジアラビアからのオファーを断っていた。
当局者迷,旁観者清。
当事者にはわからないが、傍観者にははっきりわかる。
【意味】元は、碁を打っている本人は局面がしばしばわからなくなるが、傍で見ている人は却ってはっきりとわかっている、というところから派生して、当事者は問題の局面がしばしばわからなくなるが、部外者のほうが却ってはっきりと把握していることをいうようになった。
当局者迷,旁観者清
もう一つの理由は、語学力が一般的に十分ではないからだろう。外国語を話すことができる選手は10人にも満たないかもしれない。海外移籍しても、外国人監督やチームメイトとコミュニケーションを取ることができない。
では、なぜこれほど多くの日本人選手が欧州に移籍しているんだ?スペインやドイツには多くの日本人選手がいるが、彼らはみんなスペイン語やドイツ語が堪能なのだろうか?
単に海外で地位を築くことができないからだよ。そして、海外のクラブも彼らのことは眼中にない。
外国人として海外でプレーしたいのであれば、コスパが高い選手か、傑出した存在にならなければならない。そうでなければ、誰も使いたがらないだろう。
選手たちは二流リーグを軽視しているし、トップリーグで戦える実力はない。
中国スーパーリーグの給料が高くなかったとしても、欧州に挑戦することができる選手はいない。お金の問題ではなく、単純に実力の問題だ。
欧州のクラブが安いアジア人選手を獲得したいと思ったら、まず間違いなく日本や韓国のリーグの選手が候補に挙がるだろう。
国内の選手が海外に行くのは難しすぎる。
つまりまだバブルだということだ。
たしかにそうだわ。少なくとも日本や韓国よりは給料を高くしてはいけない。
まさに的を射た指摘だ。日本のプロリーグの年俸もたしかにそれほど高くない。
ドイツ語もスペイン語も話せる必要はない。ただ簡単な英語が話せるだけでいい。中国の選手はそれすらできず、教養もないことが本当に恐ろしい😱
近年だと、欧州で地位を確立したのはエスパニョール時代のウー・レイだけだ。
結局のところ、中国ではサッカーは貴族のスポーツで、サッカー人口が少なすぎるんだよ。だから当然、選手の選択肢も少なくなる。
卓球が強ければそれでいいよ。
みんな中国人選手を過大評価している。ただ実力がないだけだよ。
![管理人アブちゃんのアイコン](https://abroadch.com/wp-content/uploads/2022/11/image-5.webp)
国内リーグで圧倒的な活躍をする若手とかが出てくれば欧州のクラブも興味を持つと思うけど、そういう選手が全く出てこないんだろうなー。ただ一人でもそういう選手が出てきたらかなり盛り上がりそうだし、欧州のクラブもかなり稼げそう。
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