英記者「男子サッカーは五輪に不必要。重要だと思っているのは日、韓、洪」←海外「英国中心の見方だ」
イギリス紙『The Guardian』のジョナサン・リュー記者が「男子サッカーは、もはやオリンピックに残るにはふさわしくない」という大胆な意見を述べ、海外で話題になっています。
ジョナサン・リュー氏は同紙で「男子サッカーは、もはやオリンピックに残るにはふさわしくない」と題し、独自の見解を提示。
まずはロンドン五輪の際の象徴的な出来事を回想し、イギリスではその序列がいかに低いものであるかを訴えている。「9年前、私はロンドンのオリンピックスタジアムで、後に『スーパーサタデー』として知られるようになる試合を最前列で観戦した。ジェシカ・エニスのラストラップでの勝利、モー・ファラーの身体を張ったゴール、走り幅跳びで優勝したあの陽気な男(グレッグ・ラザフォード)など、その夜の出来事はイギリスのスポーツ界の伝説としてしっかりと刻まれている。しかし、私のスーパーサタデーの最も強く明確な記憶は、これらのどれでもない。
それは、ファラーがゴールしてから30分後、スタジアムが熱気と愛の間のようなキラキラした光に包まれていたときのこと。観客の1人が誰にともなく叫んだのは、150マイル離れたカーディフで、サッカー男子の準々決勝で、イギリスが韓国にPK戦で敗れたというニュースだった。そのニュースが周囲に伝わると、観客や記者席、私の隣に座っていた『L’Equipe』のジャーナリストなど、誰もが自然に笑い出したのだ。
イギリスのスポーツの1日を締めくくるにふさわしい、完璧な出来事だった。イギリス人でなくても、その不自然さは理解できるだろう。代表チームが、滑稽にも後回しにされ、(おそらく)2度と見ることができなくなったのだ。オリンピックはオリンピック、サッカーはサッカーであり、両者の間の隔たりがこれほど明確に表現されたことはなかった」
目下開催中の東京五輪においても、いたずらに選手を疲れさせるだけだと切り捨てている。
「同様に、最近のオリンピック男子サッカーが基本的に無意味であることを理解するのに、必ずしもイギリスという狭いフィルターを通して東京での出来事を見る必要はない。確かに面白い瞬間もいくつかあった。リシャルリソンがドイツ戦でハットトリックを達成したブラジル、この大会が本当に重要だと思われる数少ない国(ホンジュラス、韓国、開催国)の献身と情熱。
スペインは、ペドリ、マルコ・アセンシオ、パウ・トーレス、ダニ・オルモなど、ほぼ国際的に通用するメンバーを送り込み、フランスは35歳のティグレスのストライカー、アンドレ=ピエール・ジニャクほか、アカデミーの有望株を揃える。それにニュージーランドは、クリス・ウッドとウィンストン・リードを招集し、マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・バイリーを数週間コートジボワールに預けることに満足しているようだ。
だが、これらのことに何の意味があるのだろうか?遠く離れた様々なサテライト会場で、すでにパンパンのオリンピックプログラムを膨らませること以外に、何をもたらすのだろうか?ただでさえぎっしり詰まっているサッカーのカレンダーに、さらにいくつかの試合を詰め込むだけだ。オリンピックサッカーが何なのかは、誰もよく分かっていない」
欧州諸国のプレシーズンの真っ只中に行なわれ、招集を巡っては毎度、代表とクラブ側と衝突。その結果、五輪サッカーは金メダルを争う世界最高峰の戦いながら、多くのチームがベストメンバーを揃えられないというパラドックスを抱えている。そうした状況を見かね、リュ―氏は「カレンダーに専用の枠の設置や、オーバーエイジの廃止」といった具体的な改革案も挙げているが…。今後何かしらの動きはあるのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59d0df0b39a6f586933920c61190e22d89064da9
海外の反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。
海外の反応
典型的なイギリス人の島国根性
イギリス同意するよ。
ユースの大会で、主要国が参加していないため、無意味であり名誉もない。
言うまでもないが、国内シーズン開始の邪魔になる。
イギリス完全に同意
たしかに、他のスポーツに比べて、五輪以外の大会でフットボールを見る機会の方が多いのは事実だ。
それでも、フットボールは常にうまくいっているよ。
オーストラリア>「同様に、最近のオリンピック男子サッカーが基本的に無意味であることを理解するのに、必ずしもイギリスという狭いフィルターを通して東京での出来事を見る必要はない」
我々オーストラリア人は同意しないよ
世界を代弁しているつもりの典型的なイギリスの記者。
韓国メダルを獲得することによって兵役を免れることができる韓国人は、この記事について言いたいことがあるだろうね…
イギリス良い記事だね。
私はフットボールファンだが、体育教師として、オリンピックに相応しいスポーツは他にもあると思っている。
5人制サッカーがあれば、オリンピックがその頂点となるだろうね。
イギリスフットサルに置き換えよう
それかビーチサッカー。いいアイデアだと思う。
オリンピックで金メダルを獲得することが頂点を表さない場合、そのスポーツはオリンピックに含まれるべきではない。その場合、まずフットボール、テニス、ゴルフが除外されるだろうね。
オリンピックにおける男子サッカーは、他のイベントからかなり切り離されている。
主にワールドカップが大きなイベントであることから。
オリンピックは完全にジョークだ。どの分野にもアマチュアリズムは存在しない。
オリンピックの歴史を語る上で忘れてはならないのは、アマチュアリズムとプロ選手の参加の問題である。実は、第1回のアテネ大会時には厳格なアマチュア規定は存在しなかったし、クーベルタン男爵自身も後年ほどのアマチュアリズムへの拘りはなかったようである。しかし、徐々に男爵はアマチュアリズムに傾倒し、その徹底が叫ばれるようになっていく。一時は学校の体育教師すら「スポーツでお金を稼いでいる人間」として参加資格がなかったほどである(さすがにこの規定は行きすぎとして早々に廃止された)。アマチュア規定は1914年に起草されたオリンピック憲章にも盛り込まれ、長らくオリンピックの基本精神の1つとなっていた。
(中略) アマチュアリズムに拘った最後のIOC会長は、1952年から72年まで会長を務めたアメリカ人、アベリー・ブランデージである。彼は、オリンピックはあくまでアマチュアの祭典であるべきとして、プロ選手の参加を任期終了まで頑なに認めなかった。あるスキー選手が用具メーカーから金銭を得ているとして参加資格を剥奪した事件などが有名だ。しかし、ブランデージの考え方は、70年代にはすでに「化石」「石頭の郷愁」扱いされていたのが実情である(1887年生まれのブランデージは、1970年代にはすでに80歳代となっていた)。
その大きな理由として、社会主義国家の選手が、実質的にはスポーツで生計を立てているプロ選手であるにもかかわらず、「社会主義ゆえプロは存在しない」という理屈でオリンピックに参加し、好成績を上げていたという事情がある。西側諸国が本物のアマチュア選手しか派遣できないのに対して、社会主義国が実質プロ選手(これを「ステートアマ」と呼ぶ)を派遣すれば、当然社会主義国側に分がある。このことが不公平をもたらし、西側諸国のメディアやアスリートがオリンピックへの情熱を失ってしまうことが懸念されたのだ。
また、過度にアマチュアリズムに拘ることは、どうしても競技のレベルにキャップをはめてしまうことになる。アスリートとて生活者である。オリンピックレベルで戦うには生活のかなりの部分を練習や試合に割く必要がある。そこで金銭的対価を得てはならないという制約は、かえってオリンピックが本来持つ「より速く、より高く、より強く」という精神に適わないのでは、という声も大きかったのである。こうした声もあって、ブランデージがIOC会長を退いた1974年、アマチュア規定はオリンピック憲章から削除され、プロ参加の道が開かれた。オリンピックのあり方を変えた大きな変化と言えよう。
https://globis.jp/article/1964
この記事を読むまで、前回ブラジルが優勝したことを知らなかったよ。これが全てを物語っているね。
アイルランドサッカー、ゴルフ、テニスなどのスポーツは廃止すべきだ。
基本的に高給取りのプロスポーツは、オリンピックがそのスポーツの極致ではなく付け足しのものになっているからね。
北アイルランド無茶を言うなよ。もしジョークスポーツを除外したら、オリンピックにはほとんど残らないだろう。そして冬季オリンピックも開催されなくなる。
イギリスこれはかなり英国中心の見方だな…英国メディアだから当然だけど。
でも私は心から反対だ!
イギリスオリンピックのフットボールは馬鹿げている。
そのスポーツの頂点がオリンピックでない場合、除外されるべきだ。
>そのスポーツの頂点がオリンピックでない場合、除外されるべきだ。
あほかよ。
半分以上のスポーツがオリンピックから除外されてしまうぞ。
>そのスポーツの頂点がオリンピックでない場合、除外されるべきだ。
もしそうなれば、陸上競技以外に何も残らないだろうね。
イギリス二流の大会は必要ない。
我々は最強を決める大会にしか興味がないんだよ。
オーストラリアでは、ワールドカップ以外の全てのフットボール大会を廃止するのかい?
イギリスユーロやコパ・アメリカについては問題ない。地域最強を決める大会だからね。
オーストラリア恣意的な制限だね。「地域最強」も「U-23最強」もほとんど同じだよ。
オーストラリア見当違いな記事だね。
サッカーはIOCにとって最大の収入源であり、最も視聴率が高く、コロナ禍でなければ観客動員数も圧倒的なスポーツだ。
Oh、他国の人々が楽しんでいるサッカー大会にイングランド人が文句を言っているの?
以前にも見たことがあるなあ。
ニュージーランドニュージーランドの立場から言えば、オセアニア諸国以外の国と国際試合をする貴重な機会でもある。
GB(※イングランド、スコットランド、ウェールズ)が参加したくないのであれば、そうしてくれ。
オーストラリア同じことを書こうと思っていたよ。
オリンピックのサッカーは、特定の国が他では経験できないような大きな大会に参加することを可能にするんだ。
オーストラリアばかげた記事だな。GBがチームを派遣したくないのであればそうしてくれ。世界の他の国々は五輪を楽しんでいるんだよ。
欧州の強豪国にとってはそこまで重要ではないでしょうけど、そうじゃない国にとっては必要な大会だと思いますけどね。
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