中国の反応「日本の育成は質が高い」中国のエースが日本代表に感動した真意をブログで激白!
国内リーグを中断し、長期に渡る合宿でワールドカップ最終予選に臨む中国代表。帰化選手が続々誕生し、本戦出場が期待されていましたが、初戦はオーストラリアに0-3の完敗。第二節でも日本に終始支配され、0-1の敗北。枠内シュートは二戦合計0本と、悲惨な結果に終わっています。
そんななか、中国唯一の海外組であるウー・レイが、欧州各地に帰還する日本代表の海外組と遭遇したことを中国版Twitter・Weiboに投稿し、以下のように熱い思いを語りました。
「僕の隣では、日本代表のほぼ全員がヨーロッパのそれぞれのクラブに戻る準備をしている。本当に感動した! 僕たちとアジアのトップチームとの差はたしかに非常に大きい。この差を直視しよう! 一日一日を無駄にしないで!」
さらに9日、自身のブログでこの投稿の真意について説明。日本代表の海外組の人数、サポート体制などに感銘を受けたことを激白しています。
スペインに戻ったウー・レイは9日、自身のブログを更新。様々な意見が巻き起こったこの投稿について、「飛行機に乗る前に、空港で日本人選手に出会ったことについて、SNSに短いコメントを投稿した。飛行機の中で少し考える時間があった。試合(日本戦から)6、7時間が経ち、この2連戦について僕なりに考えた、現時点での本当の想いを記します」と切り出し、こう続けている。
「アジア最終予選の最初の2試合が終了した。これはアジアのトップチームと対戦する滅多にない機会だ。僕たちはこの機会を大切にしているが、残念ながら、僕自身はあまりいいプレーができなかった。(両国との)ギャップを冷静に認識した」
そんななか、空港で森保ジャパンの一行と出会った。今回の日本代表は、欧州組が23人中17人もいるのに対し、中国はウー・レイのみ。「この光景を目の当たりにして、突然、複雑な感情が心に押し寄せてきた」という。
「日本のチームはヨーロッパにベースキャンプを持っているという話を聞いたことがある。コロナの流行があっても、日本は海外組だけで、ヨーロッパで国際親善試合をできる完全なチームを結成した。欧州に常駐している協会スタッフもおり、選手のさまざまな問題にいつでも対処することができる」
そして、「日本の選手たちの光景に感動した」と投稿した意図を説明している。
「僕は、何度も(自国の)選手たちにヨーロッパに来て、そのサッカーの雰囲気と環境を見て、感じてほしいと呼び掛けてきた。実際、自分の年齢(現在29歳でスペインに渡ったのは27歳)で国外に行っても、代表チームに飛躍的なクオリティをもたらすのは難しいということは心の底から分かっている。それでも、僕の経験を通して、多くの若い選手に自信を与え、夢を抱かせたい。僕が見て、学び、感じたことをみんなに共有したい。将来的には、これらのコンセプトを持ち帰り、中国のサッカーを支援し、この国のサッカーを前進させたい」
最後に、「僕たちチームが自信を失うことは決してない。このような試合がもっと必要で、自分自身で体験し、格差と欠点を認識してほしい。ファン、メディア、そしてすべての選手、みんなが冷静に、団結し、目標に向かって一緒に取り組むことを心から望んでいます!」という言葉で締めくくったウー・レイ。このメッセージを、中国の若手やファン、メディアはどう受け取っただろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0dbb1dc71dab03391f006206c80a6f98ce1f837?page=1
ウー・レイのブログ記事に対する中国の反応をコメント欄などからまとめましたのでご覧ください。
中国の反応
日本サッカーは間違いなく強かった。
日本代表と比較するとウー・レイは優秀な選手とは言い難いけど、彼は自分の夢に向かって突き進んでいる。夢を追う人は誰であろうと素晴らしい。
日本の高校サッカーの試合を見たんだが、中国にこのようなものはない。我々の選手たちは一体どこから選抜されているんだ?
間違いない。他の選手については言うまでもないが、我々の最強のディフェンダーであるブラウニングも、チャンピオンシップ(イングランド二部)の中の下レベルでしかない。
日本のセンターバックはすでにアーセナルに加入している…
アーセナルも現在はチャンピオンシップレベルだけどね😏
かつてはサウサンプトンで吉田麻也が、インテルでは長友佑都が主力ディフェンダーとしてプレーしていた。もうこの話題はやめよう…
この試合でハッキリしたね。
日本には一定のレベルがあるからこそ海外に挑戦する機会があるんだよ。海外に行ったからといって機会が与えられるわけではない。
日本には質の高い育成が根幹にあり、ハイレベルなリーグに行くことは手段でしかない。
日本は長い時間をかけて蓄積してきたからこそ、こうやって発展することができたんだ。
現在の日本との対戦は、2002年のブラジルとの対戦よりも難しく感じるよ。
中国は科学技術が発展しているから、ハイレベルなディフェンダーロボットを発明し選手と一緒にプレーさせ、プレッシャーの強い状況でパスやトラップを成功させるトレーニングを行うことはできないかな?
非常に客観的だし、事実だよ。中国にウー・レイのような選手が増えることを願っている。
そもそも自信がないのに、どうやったら自信を失うんだ?
空港でのウー・レイの投稿は、みんなを悲しい気持ちにさせたよね。
このブログは彼のサッカースキルよりも優れている
ウー・レイは敬服に値する選手だ。他の人が何と言おうと、私は応援しているよ
自分の理想のために、そして本物のサッカーを体験するために。ウー・レイは中国サッカー界の勇者だ!
少なくとも、ウー・レイはこのスポーツを愛している
代表チームでのウー・レイは、この2試合で全く良いプレーをできなかったね。
このような完全に支配された試合では、彼のプレースタイルの真価を全く発揮することが出来ないんだ。
しかし、彼が勇気を持ってヨーロッパに挑戦していることについて、国内で大金を稼ぐ選手なんかよりも100倍素晴らしいことをしていると思う。
中国の選手はみんな国内に隠れて大金を稼ぎましょう。中国代表が強くなるわけがない。
ヨーロッパに行き、技術はあまり向上しなかったが、文章力はかなり向上したようだ😏
バルセロナ戦でのゴールは、それだけで一生自慢できるほどの功績だよ。
君は何か自慢できるような功績を残したことあるの?
ウー・レイが将来サッカー協会の会長になることを願っているよ!
ヨーロッパの二流リーグにいけとは言わない。現実的には、Kリーグ、Jリーグ、オーストラリアリーグの方が粗末な中国スーパーリーグにいるよりマシだよ。
その他の技術や戦術については言うまでもないけど、トラップやプレッシャー下でのパスなど、基礎的なところで大きな差があった。
日本戦では、ディフェンスがボールを奪うのに苦労していたね。ワンタッチやサイドチェンジで軽くかわされていた。
でも国の状況と文化が違うからねえ
ウーレイの考えは単純すぎるよ…
初戦で番狂わせがなかったら、日本はわざわざ主力を起用しなかったと思う。
日本はオール海外組だが、中国は一人だけ。当時アジアカップ決勝を戦った2チームだが、我々は退歩したようだ。
私がウー・レイだったら、日本の海外組の選手たちに仲間意識を持つでしょうね。
同じアジア人同士で、苦労も理解しているでしょうし、なにより、中国には海外組が彼しかいませんからねー。
まあ落胆してウー・レイに冷たくあたる中国人がいるのもなんとなくわかります。リーグを中断して帰化させて、期待を高めた結果2連敗。しかも内容も酷い。
本戦出場はほぼ不可能でしょうしね。データによると開幕2連敗で本戦出場を決めた例はないようです。
開幕2連敗で本大会出場を決めた例はなく、今予選のB組で初戦から2連敗の中国とベトナムは「W杯出場確率0%」ということになる。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sc-tp3-210908-202109080000101
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