息子を日本で育てる元サッカー中国代表FW、日本の育成に感銘を受ける→中国人「日本から学べることはたくさんある」【海外の反応】

元中国代表楊旭と子供たち

先日引退を発表した元中国代表FW楊旭(36)。1月には日本の全国高校サッカー選手権決勝戦を観戦して感銘を受けたことを自身のSNSにて告白していました。

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引退後は育成に関心を持っているようで、息子が7月に日本のJリーグユースクラブに入ることも明らかにしています。

そんな楊旭が中国メディアで日本の育成について以下のように語り、中国で話題になっています。

記事によると、今月11日に引退を表明したばかりの楊氏は今後について「サッカーに関連する仕事をする。ユース育成と教育にとても関心を持っている」と語った上で、現在日本に滞在している長男が7月にJリーグのユースクラブに入ることを明らかにした。楊氏は「サッカーをする子を持つ親御さんたちの参考になればと思う。大それたことを言うつもりはないが、ユース育成という点で意義のあることだと思う」と語ったという。

また、わが子を欧州ではなく日本に送り出して成長を期する理由については「5年の時間をかけ、現役時の経験や感じたこと、現地での視察、欧州と日本のユース育成システムや指導内容を真剣に比較した結果、日本のユース育成がアジアの選手にはより適しているとの認識に至った」と述べ、基礎をしっかり身につけることを重点とした日本の育成システムを経てこそ、その後、最高水準の欧州に行って才能を開花させるチャンスを得ることができるとの考えを示した。

さらに、楊氏は日本サッカーについて、アジアの中でも特にユーラシアのサッカー文化研究に力を入れていると述べ、人種の違いや指導方法の違いによって生じる成果の違いを学ぶとともに、相手の強さだけでなく自らの至らなさを把握した上で、その差を縮め、やがては追い抜いていく方法について理解をしているとも評し、「日本は今学び、追いつく所まで来た。そして今は追い抜こうと努力しているのだ」と語った。

楊氏は昨年末から今年初めにかけて日本に滞在し、長男とトレーニングを行ったり全国高校サッカー選手権を見学したりしたという。記事によると楊氏は日本滞在時に「中国サッカーは成績を追い求める一方で、サッカーの楽しみや基本的な部分をないがしろにしているのでは」と強く感じたとのことで、「日本のグラウンドで見えたのは、単なる勝ち負けにとどまらない、楽しさ、友情、団結だった」と語っている。

https://www.recordchina.co.jp/b913273-s25-c50-d0193.html

この話題に対する中国の反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。

海外の反応

サッカーファン/中国日本の育成から学ぶのは正しい考え方だね。

サッカーファン/中国>中国サッカーは成績を追い求める一方で、サッカーの楽しみや基本的な部分をないがしろにしているのでは

そう、子どもはまず楽しむためにサッカーをするべきだ。

サッカーファン/中国中国はいまだにエリート教育で、お金がなければサッカースクールやユースキャンプに参加することすらできないように感じる。

サッカーファン/中国これこそがエリート教育というものだ!

サッカーファン/中国楊旭はちゃんと実用的なことをやっているね👍

サッカーファン/中国楊旭の見識は、以前視察チームが巨額の資金を投じてまとめた総括よりも、何段階かはわからないがよっぽど為になると思う。

サッカーファン/中国だから私たちも長期的な視点で見るべきなんだよ。一足飛びにすべてを成し遂げようとしてはいけない。ローマは一日にしてならず。何世代にも渡って築き上げる必要がある。

サッカーファン/中国だからフットボールは今でも金持ちのスポーツなんだよ。

サッカーファン/中国実はサッカーに限らず、日本から学べることはたくさんあるんだよね。

サッカーファン/中国地に足をつけて若手育成の道を模索しているね。彼のように真剣に育成に取り組む人材はとにかく評価しなければならない。

サッカーファン/中国Jリーグは本当にレベルが高いリーグだし、プレースピードも速いからね。
チャンピオンシップ(※英二部相当)と大差ない気がする。

サッカーファン/中国楊旭は将来、中国サッカーの教父になるだろうね。

サッカーファン/中国浙江緑城の育成は日本式だよね。

実は日本流の育成手法も採り入れられている。元日本代表監督の岡田武史氏が指揮官を務めた浙江緑城(旧杭州緑城)はその一つ。業務提携するFC今治から「サッカー学校」にコーチを派遣してもらい、草の根レベルから指導を見直す取り組みが始まっている。

身長180センチを超える中学生GKが並び、セービングの技術を学ぶ。その横で、ちびっ子たちがジグザグドリブルに励む。練習が終われば、日本語で「アリガトウゴザイマシタ」。日本人コーチとお辞儀をしながら握手を交わす。「ようやく、これが当たり前の光景になってきました」。今治から派遣されて5年になる土橋功コーチは目を細める。

https://www.asahi.com/articles/ASLDS220NLDSUTQP001.html

サッカーファン/中国緑城の育成は間違いなく素晴らしい。

サッカーファン/中国これらの経験を全国に広めるべきだよ。日本の育成から学んだトレーニング方法と教育方法を全国に広め、日本のように普及させるんだ。
彼のように育成に真剣に向き合う人が増えればいいんだけどね。まあでも評価は5年後の結果を見てからだ。頑張れ!

サッカーファン/中国僕も日本の若手育成システムは素晴らしいと思う。

サッカーファン/中国食べるものが違えば育成も違ってくる。そのままコピーしてもただ失敗するだけだよ。

サッカーファン/中国徐根宝はもう年老いてしまった。楊旭が中国若手育成の偉大な旗手になることを願っているよ。

サッカーファン/中国すべては時間が経てばわかる。

サッカーファン/中国なかなか見識がある。楊旭頑張れ。

サッカーファン/中国以前までは彼のことが好きではなかったけど、育成に対する彼の徹底した取り組みを見ていると応援したくなったよ。

サッカーファン/中国サッカーという分野では日本から学ばなければならない。

サッカーファン/中国彼の目的は明らかだ。日本への移民を考えているんだよ。

サッカーファン/中国今はこうして雄弁に語ることができるのに、どうして現役の頃はわからなかったんだ。

サッカーファン/中国どうしてこの記事を見て文句を言う人がいるんだろう?

サッカーファン/中国子供がいる人なら、彼が責任感のある父親であることがわかるはずだ。

サッカーファン/中国言ってることは間違ってない。何か少しでも成果が出るといいね。

なんて男だ。この信念と行動力が彼の魅力だね。李信の生まれ変わりに違いない。

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