元中国代表FWが日本の育成の素晴らしさを力説→「日本人は仕事に真剣に取り組む」【海外の反応】
北中米ワールドカップ・アジア最終予選で中国に7-0、3-1で勝利したサッカー日本代表。現在は5勝1分でグループCの首位を維持しています。
そんななか、日本サッカーに感銘を受け、現在は日本で子供を育てている元中国代表FW楊旭(37)が、日本で認識を覆されたことについて語り、中国で話題になっています。
楊氏はサッカーのユースコーチが子どもたちを指導する時期について「3~15歳が適している時期と考える。なぜなら基礎を教える時期だから。この期間に子どもたちに意識や思考、ボールコントロール、体の動かし方、判断力などを教える。これは日本のコーチが非常に重視していることで、基礎を築く上で非常に重要な要素だ。この年齢を超えてからこうした技術を学ぶのは遅い」と語った。
また、「15歳までというのはとても重要な段階だ。日本のコーチはブラジルやスペインの動きをかみ砕いて、独自の方法でとても細かく子どもたちに指導している。現在、日本のユース育成は、黄色人種の子どもに最も適した基礎的なトレーニングをすでに見つけている。日本のコーチは初期段階から子どもたちに自ら考える能力やハードワークの精神、サッカーへの愛情を養わせる。これらはサッカーをしていくに当たって非常に重要な基礎になる」と説明した。
さらに、「私の子どもは日本に来たばかりの時、水筒をなくし、その翌日にはボールをなくすということが続いた。これは日本では非常に嫌がられることだ。しかし徐々に慣れていき、ボールや水筒やかばんやユニフォームはどう扱うべきか、子どもに自分で考えさせた。翌日には、自分で準備をするようになった。遠征でも、子どもたちが自らテントやボール、クーラーボックスを運び、コーチは手伝わない。これは生活の中で子どもたちが自主的な思考力を養う一環でもある。そして、その力は試合でも発揮される。これが、日本の子どもたちの試合の流れを読む力が、中国の子どもたちよりも優れている理由だ」と論じた。
楊氏は、「振り返って、われわれ(中国)国内の子どもたちは、過保護にされすぎている。それによって、子どもたちの自分で考える力を含めた生存能力が非常に弱まっている。私も一人の中国人の親として反省している」とし、「日本に来てから見聞きしたものは、私がもともと持っていた認識とはかけ離れていた」と語った。
https://news.livedoor.com/article/detail/27819347/
中国の反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。
中国の反応
主体性はとても重要な能力だ!
客観的な意見だね。
この意見に賛成だよ。15歳までは日本人コーチが最適だ。個人のスキルとサッカーIQの両面でしっかりとした基礎を築いた後は、欧州で育成した選手の方が成功率は高いだろう。
日本人は仕事に真剣に取り組むからね。テクニカルコーチというポジションに適している。
大国だからといって傲慢になってはならない。現在の教育は台湾にも遅れを取っている。日本から学ぶべきだ。
その年齢の子供たちはみんな高校受験や大学受験のために勉強しているし、学校には正式なコーチがいないから、日本から学ぶことはできないよ。
以前より良くなったのは、学校にサッカー場が整備されてきたことくらいだ。一歩ずつ進んでいこう。
この年齢の日本の若者たちも、高校受験や大学受験のために勉強しているんじゃないの?
どうして日本から学べないんだ。日本代表選手の何人かの論文を調べればわかるが、彼らはみんな真面目な大学生だったんだよ。
中国人選手は、酒の席、恋愛、ギャンブルでだけ、自ら考えて行動することができる。
東方の某大国(※中国)は、子供たちが自ら考えて学んでしまうことを恐れている。
12歳までの指導に関しては、欧州のコーチよりも日本のコーチの方が優れている。
中国人コーチは1歳、2歳の子供に適している。
日本人コーチは3歳から15歳の子供に適している。
外国人コーチは16歳以上の子供に適している。
中国人コーチの仕事はベビーシッターに任せるのが良さそうだ。
賄賂を受け取らない、良心に背かない、学生の家庭環境によって待遇を変えない。コーチの職業倫理として、これらを守らなければならない。
中国人選手たちはぬるま湯につかっているんだよ。お金を稼ぐのは簡単すぎるし、フィジカルトレーニングをしなくてもやっていける。
そのようなトレーニングをすることができないから、中国代表はこのような現状になっているんだよ。
楊旭はサッカー選手としては優秀ではなかったが、引退後は育成において素晴らしい仕事をしているね。
セミプロ相手には大量破壊兵器になる。グアムとブータンが最も恐れているのは彼だ。
中国代表になれたんだから、優秀な選手でしょ。本当にだめな選手だったら、みんな彼のことなんて知ることもなかっただろう。
今の中国代表に彼よりシュートが上手い選手はほとんどいない。
日本の訓練方法はとても厳しそうだが、効果的かもしれないね。
最新のテクノロジーと伝統的なトレーニングを組み合わせた方が効果的なのかな。
日本は素晴らしいが、常に学ぶ意欲や向上心を持ちながらも、心の底では中国はさらに素晴らしい国だと信じるべきだよ。
根深くて揺るがないものに対して必死になってはいけない。必死になると失敗してしまうよ。
練習量が少ないのは古いやり方だ。昆明に行ってしっかりと練習するべきだよ。
中国雲南省の省都。標高1900メートルの雲貴高原にあり、気候は温暖で、景勝地も多い。ベトナム・ミャンマーなどへの交通の要地。
昆明
国内の多くの青少年育成プログラムは、試合での成績を向上させるために、フィジカルトレーニングに重点を置いている。しかし、このトレーニングは有害であり、ユース時代に上手くいっているように見えても、大人になった途端にパフォーマンスが低下してしまう。
数年前の新疆の育成プログラムでも見られたことだ。現在はわからないが、悪しき道を再び歩むことがないよう願っているよ。
この年齢の中国の子供たちは、本当に主体的な考えが欠けているように見える。コーチは試合においても指導においても、このようにプレーするべきだと教えている。
その通りだ!日本の優れた部分を持ち帰り、日本を倒そう。
日本のコーチを中国に紹介することはできないのか?
日本サッカー協会の会長に帰化してもらおう。
息子がもうすぐ2歳になるんだけど、国内にこのようなシステムのある学校はどこにあるのかな。
上海、杭州、重慶、広州に行けば、日本人コーチがたくさんいるよ。
やはり名高い選手は違うね。
最近の親は子供に対して過保護なんだよ!私達が子供の頃はもっと放任していたが、それでも小学生になった頃には掃除、洗濯、裁縫などは一通りできていたよ。
彼が汚職に関与せず、サッカーの発展に貢献してくれることを願っているよ。
彼は素晴らしいね。前向きな考えをもたらしてくれる。
中国でも東南アジアでも、日本人監督が増えていますね。
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