中国の反応「これが青春だ」日本の高校サッカーで生まれた“友情物語”に中国から羨望の声
1月11日に第99回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が行われ、山梨学院が3大会連続で決勝に進出している優勝候補・青森山田に2-2(PK 4-2)で勝利しました。
試合後、この試合で活躍した山梨学院GK熊倉匠と青森山田MF安斎颯馬の漫画のようなストーリーが大きな話題となりました。
「安斎のPKを止められたので良かった。アイツとは3年前に一緒のチームで、思いがあったんですが、アイツだけには負けたくない、決めさせたくないと思っていた」。GK熊倉匠主将(3年)が今大会3度目のPK戦でもヒーローの座を射止め、山梨学院高を11年ぶりの頂点へと導いた。
あと一歩届かなかった“日本一”への雪辱の舞台だった。FC東京U-15深川に在籍した3年前、全日本ユース(U-15)選手権決勝で自身のミスから追いつかれ、PK戦の末に敗戦。チームメイトのFW笹沼航紀(3年)とFW茂木秀人イファイン(2年)はFC東京U-15深川から同じ進路を歩んだが、対戦相手のMF安斎颯馬(3年)も中学時代の同僚だった。
旧友との対決が注目された決勝戦はドラマティックな死闘となった。前半12分にMF広澤灯喜(3年)のゴールで山梨学院が先制に成功したが、1-1に追いつかれると、一時は安斎に逆転ゴールを許す展開。シュート数は7対24。押し込まれ、何度も決定機を作られたが、GK熊倉は序盤に足で止めたビッグセーブからハイボールの処理、キャッチング、得意のシュートストップで次々と窮地を救う。2-2のまま延長戦でも決着が付かず、優勝決定はPK戦に委ねられた。
(中略) 両チーム1人目が成功すると、静寂に包まれた無観客の埼玉スタジアムで2人目の安斎と対峙。「最後の最後まで我慢して、こっちかなと思った」。コースを読み切ったGK熊倉は完璧なタイミングで横っ飛びすると、見事にPKストップ。さらにキッカー4人目のミスを誘い、優勝候補本命・青森山田高(青森)をPK4-2で打ち破っての戴冠を成し遂げた。
試合後、大粒の涙をこぼす安斎に寄り添った熊倉。「試合中も『ナイスキーパー』と声をかけてくれて、3年前の思い出がよみがえった」。FC東京U-15深川時代の仲間と選手権決勝のピッチで再会。「あの負けの瞬間はみんなに顔を合わせられなかった。決勝で同じチームだった仲間と戦えるのは凄いこと。感謝したい」。逞しく成長を遂げ、両チームの中心選手として大会を盛り上げた2人。5得点を挙げた安斎は得点王に輝き、熊倉は日本一のGKになった。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?321987-321987-fl
このストーリーが中国の動画サイトで紹介され話題になっています。友情、青春の詰まった試合を見た中国人サッカーファンから、羨望の声がたくさん寄せられていました。
中国の反応をコメント欄からまとめましたのでご覧ください。
中国の反応
山梨学院のGK熊倉匠と、青森山田の7番・安斎颯馬は中学時代チームメイトだった。
第99回日本高校サッカー選手権大会決勝で、熊倉匠が数々のセーブを見せ、PK戦では戦友・安斎颯馬のシュートを止め、山梨学院の全国制覇に貢献した。
(熊倉は)ハンサムだね
(BGMは)ナルトのOPだね
とても熱い試合だな
熱血スポーツ漫画のストーリー展開だ
熱血青春
彼らこそ本当にサッカーを愛している人達だ
日本サッカーに対して俺ができるのは羨望だけだ
中国の男子サッカーは解散した方がいい
これは何のアニメだ?
まさに日本の漫画だ
日本のサッカー環境は本当に素晴らしいね
このPKの助走を見て、ユーロのザザを思い出したよ…
彼らの高校サッカー大会を見る度に、羨望や嫉妬の気持ちが溢れてくるよ
実は中国の大学生リーグもよくやっているんだが、誰も興味がないから継続的な放送や露出がないんだ。
参加したことあるけど、彼らからまだ程遠いよ。ただの素人だ。
これこそ友情と青春なんだよ。親友と全力で向き合うんだ。
お互いに敬意を払っている!このような友情こそ長く続くんだよ
一緒にプレーしていたんだ、相手を知りすぎていたんだよ。
彼らのサッカーレベルが俺たちより高いのには、ちゃんと理由があるんだよ
大切な友達だからこそ、全力を尽くすんだ!
彼らの学生サッカー大会はテレビで放送され、観客もいる。
はっきり言ってしまうとサッカーは娯楽であり、国家がある程度栄えてこそ発展するものなんだよ。
このようなサッカーが好きなんだけど、残念ながら国内にはない…
サッカー男子って、どうしてこんなにもカッコいいんだろう
これが青春と呼ばれるものだ
羨ましい
↓の動画の方が彼らの友情物語をより理解できると思います。青春って素敵やん。
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