モンゴルの反応「名誉なこと」日本代表が14発圧勝!モンゴル人の感想は?
3月30日にフクダ電子アリーナで行なわれたカタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表はモンゴル代表に14-0の圧勝を収めました。
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ワールドカップ予選最多得点を記録し予選5連勝を飾った日本は、次節ミャンマー戦に勝利すれば最終予選進出が決定します。
試合後、モンゴルの監督は以下のように試合を振り返りました。
「素晴らしい経験であり、我々は最後まで諦めなかった。何を諦めなかったかというと、とにかく得点をしたいというモチベーションが高かった。我々の試合前の目標は、『とにかく1点でも入れよう』ということだった」
「しかし、チームの力が違った。日本とモンゴルの差は非常に大きい。こういう大きな差がある場合、どういった教訓を得ることができるかという質問に答えを出すのは非常に難しい。
ただ、今回は日本代表も非常にモチベーションが高かったと思う。もっと得点をしようというモチベーションの源になっているのは、1人ひとりの選手にワールドカップでメンバー入りのチャンスを掴み取りたいという意欲があったからだと思う。1年以上にモンゴルと日本が戦った時とは状況が違う。日本代表の選手たちは本当にモチベーションが高く、最後まで1点でも多く取ろうとした。
そういう中で、モンゴルの選手たちは日本の選手たちと対峙し、経験の差もあり、スコアにこれだけ大きな差もついてしまった。モチベーションは両方のチームにあった。結果だけを見たらモンゴルにとっては良くないかもしれない。人が憶えているのは結果だけだから。しかし、この試合に関しては色々な側面から見ることができるので、自分としては結果だけにこだわりたくないと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d78a6283f942c39746c5a05cac3204281aee9441
モンゴルでもこの試合は話題となっています。屈辱の敗戦を喫したモンゴル。果たしてモンゴル国民はどのような感想を抱いたのでしょうか。
モンゴルの反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。
モンゴルの反応
日本の国技・相撲を20年間支配したことに対する復讐として、日本がフットボールの試合で二桁ゴールを奪い我々を粉砕した。
別にこの結果に驚かないよ。
強豪に所属しているプロフェッショナルな選手の揃うチームがベストを尽くせば、アマチュアのチームはこうなる。
老人は引退しよう。サッカーは若者のスポーツだ。
腐敗した無能なサッカー協会では限界がある。
言うまでもなく、選手たちは皆フルタイムの仕事を持っており、協会からの報酬はなく、サッカー場で適切なトレーニングもできないまま丸一年隔離されていたんだ。
世界有数のチームとの対戦前に、たった3週間のトレーニングしか行わないなんて、とても勇気のある行動だったと言える。
“たった”14失点で済んだことを神に感謝するよ。
仕事や趣味でボールを追いかける人々が、1億2000万人の中から選ばれ訓練を受けたプロのサッカー選手達と対戦したことはわかっている。
みんな今後に期待しているから落胆しないでくれ。
恥ずかしさのあまり、朝青龍は生きるのが嫌になるかもしれない
一方、ドルジは…↓
前半終了後、怖くなって見るのを止めた
俺たちのサッカー協会はひどく腐敗している。
彼らは豊富な資金があるにも関わらず、改善するために使わない。
選手たちを誇りに思うよ。彼らはベストを尽くした。
選手はみんなフルタイムの仕事をしているんだ。
モンゴル人にチームワークは合わない
発展には時間がかかると思うよ
ホッケーでもカザフスタンに15-0で負けた
歴史は繰り返される
もちろん酷い結果だが、このチームを誇りに思っている。日本代表との対戦は名誉なことだ。
そして、これがモンゴルサッカー協会のやり方なんだよ。彼らは選手やサッカーを適切に発展させようとしていない。
ただお金のために動いてるんだ。
屋内競技場と、長い冬でも続けられるリーグが無い限り、発展しないよ
もういいよ。相撲を見た方がいい。
ファンが偉そうになってどうする。謙虚になろうよ。
本当にこのチームを誇りに思っている。勝つことだけが成功ではない、一緒にプレーしただけでも十分だ。
モンゴルでは誰もサッカーに関心がなく、強豪とは違い、選手は安定したフルタイムの仕事をやりながらプレーしている。
彼らの給料はスポーツ選手としては低すぎるんだ。これは人口300万人の国のほんの始まりに過ぎない。
負けたチームにジョークを言っている(海外の)人達へ、あまり知られていない事実を伝えたい。
日本代表は、全ての時間をサッカーだけに費やしている。彼らの中にはサッカーをするだけで週に8万5000ドルの給料を受け取る人もいて、朝から晩まで、人口1億2600万人の日本(モンゴルはたった300万人)から選ばれた最高の選手たちと練習している。
言うまでもないが、彼らにはドクター、マッサージ師、ドライバーなどがチームに帯同しているし、請求書の期日や住宅ローン、自動車に関する支払いについて心配する必要がない。
重要なのは、モンゴルのサッカー選手たちが月に400ドルほどの給料しかもらっていないことだ。当然、医者や栄養士などの充実した環境を用意することが出来ない。一切!
おそらく、日本と対戦するスタジアムへ行くのにUberを利用したことだろう。そして、彼らは全員、モンゴルで不動産業者や洗車場の管理人、経済学者など、様々な仕事をしている。なぜなら、彼らは人間であり、家族がいるからだ。モンゴルではサッカー選手は稼げない。彼らは仕事が終わった後の空き時間にたまに練習するだけで、私達と同じように9時から5時までごく一般的な生活をしている。個人的な趣味でプレーしているに過ぎない。
彼らのような平凡な人々が日本代表のようなプロの選手と対戦できたこと、そして最終的なスコアが50-0ではなく14-0であったことを考えると、それはまさしく奇跡であり、非常に大きな成果だ。
負けたチームをこれほど誇りに思ったことはないよ。読んでくれてありがとう。
人口300万人だと、リーグの発展や競技人口の増加は難しそう…
ウルグアイ(人口約346万人)が異常なだけで、やっぱりある程度人口が多くないと厳しいですよね。
JFAがモンゴル戦の舞台裏動画を公開しました。前川と西川いい人すぎんか…吉田もかっけえ(T_T)
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