海外の反応「先進国だからね」日本人少年の将来つきたい職業ランキングを見た中国人から羨望の声

学研教育総合研究所が毎年公開している、小学生の実態を調査し様々な項目についてまとめた「小学生白書」。日本全国の小学生の保護者をモニター母集団から抽出し、保護者付き添いのもと小学生本人が回答する調査方法をとっており、各学年で男子100人、女子100人から回答を集めています。
その「小学生白書」の2020年版「将来つきたい職業」ランキングが中国で話題になっています。
2020年8月に調査された「小学生白書」によると、「将来つきたい職業」の全体ランキングでは、1位パティシエ、2位警察官、3位プロサッカー選手という結果になっており、男子のランキングではプロサッカー選手が1位となっています。

この調査結果が中国のSNSで紹介されると、サッカー選手が憧れの対象となっている日本社会への羨望の声が多く寄せられていました。コメントの一部を紹介しますのでご覧ください。
【 2020年 小学生白書 】
中国の反応
前から言ってるように、今もこれから先もずっと、日本サッカーの目標はアジアなんかではないんだよ…
脱亜入欧だ。
俺たちの国では公務員が一位なんだろうな。
公務員は、子供の夢というより、親にとって最も望ましい子供の職業だね。
でも、アジアカップ直近2大会の王者は日本ではない…
中国の男子小学生は、どのような職業に憧れているんだろうか?
役人?社長?
Eスポーツ選手…
インターネットの人気者、TikTokスター
サッカーが強くなればなるほど、国は衰退するんだよ。ただの娯楽に過ぎない。
サッカーは好きだけど、次の世代の子どもたちには科学者や技術者を目指して欲しい。
古臭い妄想だね。
あまり普及していないアメリカを除いて、先進国の中でサッカーのレベルが低い国なんてほとんど存在しないよ。
大きな目標を持つことも重要なんだよ。
日本では、サッカーが最も価値のあるスポーツとして、若者にポジティブなエネルギーを与えている。
結果が出なかったとしても、それだけで価値があるんだ。
勉強の成績もそれに含まれるでしょ。
水涨船高(※よりどころとしているものがよくなれば自分もそれにつれて向上する)
一方中国では、学区房に住み、課外授業を受け、メガネをかけて大学へ通う!
中国に「学区房」というものがあることをご存知だろうか。ここで言う「房」とは、住宅のことを指す。そして学区は日本語と同意である。「学区房」とは、優れた学校の学区内に立てられている住宅を指す。
中国で希望の学校(小学校)に入学が認められるための必須条件の一つが、「その学校の定められた学区内に居住している(戸籍がある)ことなのである。この条件を満たすために、保護者達は競って「学区房」を求め、自らの通勤条件や経済状況を省みず、何よりも子供の学習環境を第一優先に住宅を購入する。
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-130/documents/1gakkubou.pdf
それが最も理想的な生活だよ。
サッカーが出来ないわけではない。するかしないかは選択できる。
損なんてないんだよ。
ユーチューバー(笑)
中国の小学生はYoutubeが何なのかさえ知らない
俺の甥の夢は、役人になってお金を稼ぐことだぞ…
日本はもうこのレベルに到達したんだ。
1位だけではなく、トップ10は非常に印象的だ。
保育士が全体ランキングの5位にランクインしている。
日本は先進国だからね。
彼らは生活に余裕があるんだよ。
サッカーがなくなっても大して困らないでしょ。科学者の方が重要だよ。
セーラームーンはランキングに入っていないのか
日本代表が今後ワールドカップで優勝しても驚かないわ
サッカーは野球より上なんだね
日本では随分前から人気の面でサッカーが野球を上回っているよ。
小学生白書「将来つきたい職業」における、野球とサッカーの過去5年間の全体ランキングは以下のようになっています。
2016年:サッカー選手3位、野球選手6位
2017年:サッカー選手2位、野球選手7位
2018年:サッカー選手2位、野球選手9位
2019年:サッカー選手4位、野球選手5位
2020年:サッカー選手3位、野球選手7位
サッカーが強くなるための土台がしっかりしている。
問題ないよ。中国の経済は世界2位だ。サッカーの強さなんて、重要視するほどのものではない。
中国の小学生も同じ考えを持っていると思うけど、教育システムがそれを許さないんだよね。
中国の子どもたち「有名人、ネットスター、偉い役人」
凄いね。将来、世界の舞台でハイレベルな日本サッカーを見ることができるかもしれない。
羨ましいわ
俺たちはいつも遠回りをしている。
サッカーにおける日本との差はどんどん広がっているんだ。
タイとベトナムの著しい進歩を見ると、俺たちがどれだけ遠回りをしているのかがわかる。

2010年以降の調査を見ると、男子小学生の将来つきたい職業は「プロサッカー選手」がずっと1位だったですが、「Youtuber等のネット配信者」が2017年あたりから追い上げてきて、2019年の調査では「Youtuber等のネット配信者」が1位になっているんですよね。2020年は「プロサッカー選手」が再び1位になりましたけど。
時代を感じますね(・∀・;)
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