中国の反応「羨ましい」日本に誕生した新時代のプロリーグに中国から羨望の声!
WEリーグ開幕
9月12日、WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)が開幕しました。
注目の開幕戦は、昨シーズン皇后杯を制した日テレ・東京ヴェルディベレーザと、リーグ王者の三菱重工浦和レッズレディースの試合。東京五輪代表にも選ばれた塩越柚歩(23)のスーパーゴールもあり、浦和が2-1でベレーザを下しました。
この試合では新型コロナウイルスの影響で入場者数がキャパのおよそ半分である2427人に制限されていましたが、チケットは完売。今後の発展に期待が持てるパフォーマンスを披露してくれました。
WEリーグとは
この日からスタートしたWEリーグは、従来女子サッカーリーグとして行われてきた「なでしこリーグ」の上位にあたるプロリーグ。リーグ名称の「WE」は「Women Empowerment」の略称で、日本サッカー協会によると「日本に“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す」という意味が込められているようです。
スケジュールは9月開幕・5月閉幕で、ホーム・アンド・アウェー方式の総当り制。
参入条件
参入条件は以下の通り。
・運営にあたる法人を構成する役職員の50%以上を女性とする。
・意思決定に関わる者のうち、少なくとも1人は女性とすること。(取締役以上が望ましい)
・プロA契約選手5名以上およびプロB・C契約選手10名以上と契約を締結すること。
・監督はJFA・S級(またはS級相当)、JFA・A-Proの指導者資格を有する者。もしくはS級資格取得講習会を受講中の者(ただし、女性に限る)。
・U-18、U-15、U-12チームを保有すること。(ただし、U-18チームの保有は入会より3年以内。U-12についてはスクールまたはクリニックで代替可)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0
プロ契約にはA、B、Cの3種類あり、最低年俸はプロAが460万円、プロB、Cが270万円。年俸以外でも試合の出場回数や勝利の数に応じた変動報酬が加算されます。
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2021/024486.html
初年度は参入条件をクリアした11チームでスタート。アマチュアの「なでしこリーグ」から9チーム、さらに新設された2チームが参加します。
複数年は降格無しのエキスパンション型を取るようです。
スポンサー&ユニフォームデザイン
リーグの発展に不可欠なスポンサーには、ビーズソファなどでおなじみの「Yogibo」を販売する株式会社ウェブシャークと、2021-22シーズンから2022-23シーズンまでの2シーズンにおいて「WEリーグタイトルパートナー契約」を締結。同社の主力商品名を冠した「Yogibo WEリーグ」というリーグ名で開催されます。
さらに、全11チーム中7チームのユニフォームを、株式会社ビーズインターナショナルのレディースストリートウエアブランド「X-girl」がデザイン。カラフルで個性的なユニフォームは試合を華やかにしてくれることでしょう。
託児所の確保
そして、WEリーグは女性の活躍する社会に欠かせない新たな参入条件を設けました。
女性活躍社会をけん引する存在として、WEリーグは、Jリーグやなでしこリーグにはない新たな参入基準の「託児所の確保」を設けた。産後復帰した選手だけでなく、クラブ関係者、運営スタッフ、観客などに関わる全ての人のことを考えたもの。渡部さんは「誰もがリーグの主役。会議の中で自然と出てきた案で、無理だという意見もなかった」と振り返る。女子サッカー・ファンは50代前後の男性が多いというが、子育て世代も安心できる環境づくりで、観客層の拡大にも期待する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbeacded15c76e7381882f9c58945feff5183d4e
無事開幕したWEリーグですが、このプロリーグ設立のための様々な取り組みが中国のポータルサイト『網易』などで紹介され話題になっています。女性の活躍を真剣に考えた制度や組織作りに称賛や羨望の声が多数寄せられていました。
中国の反応をコメント欄などからまとめましたのでご覧ください。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ×三菱重工浦和レッズレディース(フル) (Youtube)
中国の反応
非常に体系的で、構造化されており、完璧に近いシステムのように見える。
彼らを見てくれ、リーグ発展のために一生懸命頑張っているんだよ
これがプロリーグのあるべき姿だ
この完璧な運営体制は、中国の女子サッカーはもちろんのこと、中国スーパーリーグの100倍プロフェッショナルだ。
土壌がいいと何であっても素晴らしいものへと育つ。
中国サッカーは強アルカリ性土壌だから…
強アルカリ性土壌
土壌の水素イオン濃度(pH)が中性(7.0)を超えている場合アルカリ性土壌といい、7.0未満の酸性土壌と区別する。
(中略) pH7.0~7.5程度のアルカリ性は、オオムギ、コムギ、トマト、キャベツなどの生育に適しているが、pH8.0以上の強アルカリ性土壌の土地にはほとんどの植物が生育できない。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%AA%E6%80%A7%E5%9C%9F%E5%A3%8C-28167
え、コンクリートじゃないの?!
コンクリートであればまだ大丈夫。叩き切って肥料を多めに与えればまだ救いがある。強アルカリ性土壌は末期的な症状だ!
アジアNo.1リーグであることは間違いないね
彼らは「水到渠成」、私たちは「拔苗助长」
水到渠成
水が流れると、土が削られて自然に溝ができるように、学問を身につければ、それに伴って道徳も自然に身に備わるということ。また、物事は条件が整えば自然に成就するということ。
https://sanabo.com/words/archives/2014/08/post_3338.html
拔苗助长
(苗の成長が遅いのを嫌った人が苗を引っぱって持ち上げたところ苗は枯れたという故事から)功を焦ってやり方を間違えるとかえって悪い結果を招く,せいては事を仕損じる
https://cjjc.weblio.jp/content/%E6%8B%94%E8%8B%97%E5%8A%A9%E9%95%BF
彼らの子どもたちは、プレーしたいと思えば男女問わず誰でもしっかりとした訓練を受けることが出来るんだよ。
ユースチームを3チーム用意する必要があるということは、人材がまだまだ出てくるということだ!
日本の女子リーグの給与規定を見てくれ。選手のレベルに応じて設定されているぞ!
世界の笑いものになっている中国サッカー。それを恥じるどころか誇りに思っている人もいる。
日本の女子サッカーは10年前にプロリーグがなかったにも関わらずワールドカップで優勝した。
中国の女子サッカーは長年プロリーグを運営してきたのに、どうしてこのような状況なんだろう。
現在、中国の女子サッカーリーグは会場探しに苦労しています。
日本の女子サッカーは世界を獲ったことがあるしね
日本の女子サッカーはセミプロの選手を集めて2011年のワールドカップを制した。
今世紀に入ってからの10年間は、日本の女子サッカーが急速に台頭してきて、成績は我が国の女子サッカーチームよりも優れていた記憶がある。
ただ、近年はヨーロッパの女子サッカーリーグが発展してきたこともあり、日本の女子サッカーは成績が下降してきたけどね。
日本は男子サッカーも強い。私たちは彼らから学べるかな?
すでに我々では勝てないレベルになっている。我々は何も変える必要はないよ。
日本の女子サッカーはいずれ中国の女子サッカーを追い抜くだろうね
とっくの昔に追い抜かれているのでは?
すでに追い抜かれているよ。
2011年ワールドカップ優勝、2015年ワールドカップ準優勝。
ただただ羨ましい
サッカーに興味のない人をファンにするのは難しいでしょうから、Jリーグのサポーターを取り込むのが一番手っ取り早い方法でしょうね。
岩渕真奈の記事を作成していて思ったのですが、女子チームのサポーターは基本的に男子チームのサポーターなんですよね。
なので、人気拡大のために、全チームJリーグのチーム名を入れるっていうのはどうでしょうか。運営まで任せるのは大変だと思うので、名前やユニフォームだけを貸す方式。
動機が必要だと思うんですよね。私は普段プロ野球を見ることはないのですが、住んでいる地域のチームが優勝争いをしていたら気になります。それと似たような感じで、例えば浦和を応援していたら、浦和レッズレディースの成績は少し気になると思います。
その気になるきっかけを作るために、Jリーグのチーム名を入れた方がいいのかと。まあこんなアイデアはすでに考えているか(・∀・;)
コメント