海外の反応:日本人女性記者、人種差別被害のヴィニシウスの前で涙「日本人と日本文化が大好き」「誠実さが伝わってくる」
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(23)。
スペインでは度々人種差別被害に遭い戦ってきましたが、その現状を涙ながらに語った会見で、日本人女性記者が涙した光景が海外で話題になっています。
現地時間3月26日に行われたスペイン代表対ブラジル代表の一戦は、ワールドカップ優勝経験国対決という側面があった一方で、反人種差別を目的に企画されたことでも注目された。ブラジル代表のヴィニシウスは、スペイン1部レアル・マドリードで世界屈指のアタッカーとして躍動も、試合中にファンから度々人種差別の標的に遭うなど、深刻な問題へ発展している。
スペイン代表戦に向けた会見で、ヴィニシウスは「人種差別主義者が自由である間、私は多くの侮辱を受けている。 彼らは罰せられない。日が経つにつれて、そのことがますます悲しくなる。彼らが私を侮辱するので辛い。近い将来、他の誰にも同じようなことが起こらないように私は戦う」と語った。
会見では辛さを思い涙する場面も。罪のないブラジル人アタッカーの様子が大きくクローズアップされたなかで、1人の日本人女性記者が流した涙が話題に。ヴィニシウスを見つめながら質問をしようとすると苦しみに耐える姿から感情が込み上げ、思わず号泣。ヴィニシウスから「落ち着いて」と促されながら言葉を紡いだ。
この女性ジャーナリストは藤原清美さん。長年ブラジル代表チームや選手を取材し、リオデジャネイロを拠点に取材活動をするなかで、今回の代表戦にも取材に訪れていた。この姿に注目したスペインメディア「Relevo」は「彼女は涙を抑えることができなかった」と伝え、藤原さんの涙の背景に迫っている。
記事では藤原さんに直撃取材した内容が伝えられ「彼女は1998年からブラジル代表を取材しており、マドリードの選手が受けた人種差別のせいで涙が止まらないと『Relevo』で断言している。彼女はヴィニシウスの人生について詳しく知ったあと、ヴィニシウスの闘いを自分のことのように感じていると述べた」と紹介した。
藤原さんは「Relevo」に対し「彼はレアル・マドリードに到着し、選手としてその適応プロセスを経た。彼は良いプレーを始めたが、今は人種差別に直面している。なぜなら彼は常に人種差別と向き合わなければならないからだ。今は私たちがサポートしなければならないので、涙が止まらない。彼は特別な存在だから、ジャーナリストであること、そして側にいられることを誇りに思う」と語り、差別と闘うヴィニシウスに思いを馳せた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/21067cc5bc905d3339088fbb836465338342e643
海外の反応をSNSや掲示板などからまとめましたのでご覧ください。
Gazeteci Kiyomi Nakamura, Vinicius Jr.'ın basın toplantısı sırasında ağladı.
— Buzz Spor (@buzzspor) March 26, 2024
"Keşke ırkçılık olmasaydı…" pic.twitter.com/kCbt0NqK8z
海外の反応
彼女のような人間がもっと増えますように👏😢
ブラジルなんて可愛い女性だ。
ブラジル素敵な人だね♥
ブラジル日本は他国よりも何光年も先を行っている。
ブラジル特に教育という分野では大きくリードしている。
ブラジル日本人と日本文化が大好きだよ。
ブラジル彼女はブラジル人以上にブラジル人を愛していると思う…彼女の誠実さが伝わってくるよ!
ブラジルこの日本人記者は20年以上ブラジル代表を取材してきたんだ。本当に信じられないことだよ! 大いに尊敬に値する!
ブラジル彼女の質問が大好きだよ…いつも気さくで可愛くて、さらに共感性豊かだ…
ブラジル心が痛むよ。彼女はジャーナリズムの真の象徴であり、長年チームを追いかけてきたから、感情的になるのも無理はない。
ブラジルキヨミ記者と会う機会があったんだけど、彼女はとても礼儀正しく、愛情深い心の持ち主で、周りの人に対してとても丁寧に接していたよ。
私はこの素晴らしい女性のファンだ。
ブラジル日本人は良い人たちだ!!
アニオタ/ブラジル日本人はこういう人たちなんだよ。他者を尊重し、国を大切にする素晴らしい人たちで、ワールドカップ期間中にスタジアムを掃除する彼らの例を見ただけでも、信じられないほど素晴らしい人間であることがわかる。
幻想だよ。彼女はそうだし、日本人にもそのような人はいるけど、ただそれだけのことだ。「日本人とはこういう人たち」にはならない。
アニオタ/ブラジル↑今日に至るまで、これまでに出会ったすべての日本人(観光客)や韓国人は、信じられないほど良く接してくれた。いつも非常に礼儀正しく、敬意を払い、笑顔を絶やさず、とても可愛い人たちだったし、屈んでお礼を言ってくれる。
ブラジル目を覚まそう。残念ながら、すべての日本人が彼女のような人間なわけではない。
ナイジェリアAヴィニシウスの態度はキャリアを極めようとする選手がとるべきものじゃない。ロドリゴを見てみろ…彼は罵倒されていない。
ヴィニシウスは態度とアプローチを変える必要がある。このままでは何も変わらないよ…騒がしすぎるからこうなるんだ。
ナイジェリアBまるでサッカーを見ていないかのような発言で、何を言っていいのかわからないわ。
ナイジェリアA↑このコメントはヴィニシウスに対する人種差別を容認するものではなく、むしろピッチ上での彼の振る舞いが無礼でプロ意識に欠けていることを指摘するものだ。それが彼が受けた否定的な反応の一因となっている。ヴィニシウスが受けた人種差別に同情しながらも、彼自身の行動に責任を持つべきだとも思っている。
(※2023年2月の記事)
最近のヴィニシウスは「トラブルメーカー」のような扱いを受けている。
今年1月、ビジャレアルとの敵地戦。ヴィニシウスは0-2から3-2で逆転勝利する口火を切ったのだが、後半は敵ベンチから終始、非難を浴びていた。発端は彼自身のシミュレーションだった。ディフェンスとの接触で当たっていないところを痛がり、不必要に倒れ、審判にカードを要求。それはブラジル流で言えば「マリーシア」だったが……。
ビジャレアルのベンチは「卑怯なダイバー」と一斉にヴィニシウスを非難した。ヴィニシウスが「黙れ」と反応し、火に油を注ぐ形になった。罵倒されたセカンドGKペペ・レイナは40歳のベテランで、15歳以上年下の選手の言葉遣いや馬鹿にした態度に激高。これにビジャレアルの選手やスタッフも同調し、ヒートアップしたピッチの選手が、強烈なタックルを食らわした。
「能なしが。もっと強く来いよ」
立ち上がったヴィニシウスは、挑発で返した。そして逆転弾が決まった時、ビジャレアルのベンチに向けて舌を出し、下唇を突き出し、煽るようにサンバも踊った。これもブラジル流だろうが、スペインでは礼を欠いた行為である。
次のアスレティック・ビルバオ戦でも、ヴィニシウスは強烈なマークに遭い、挑発的な態度を取った。「お互いがやり合っている」とも言える。しかしわざわざ股抜きを仕掛け、大袈裟に倒れ込み、カードを求める行為は、敵地では好ましくない。
「サンバを踊るのは喜んでいるだけで、股抜きも技術を披露しているだけ。ピッチでは自由だろ?」
そんな意見もあるだろう。しかし、相手を愚弄する振る舞いはヨーロッパでは禁じ手である。ブラジル人にとっては正義で、ネイマールも悪びれることはなかったが、敵を作るだけだ。
多様性は「好き勝手にしていい」ではない スポーツ選手が持つべき相手へのリスペクト
ナイジェリアC尊敬を集めるには態度が重要だ。
ナイジェリアD彼は今やスペイン最高の選手だ。彼を止めるために相手は何でもしようとする。ロナウドを思い出してくれ。彼もそのようなことを経験し、ピッチで応えた。
ナイジェリアC↑ロナウドはスペインはおろか、キャリア全体でそのような経験をしたことがない。好きかどうかは関係なく、この子の態度がすべての鍵なんだよ。
ブラジル私には判断できない。毎日苦しんでいる人にしか、その重大さはわからないはずだ。
ブラジル私たちが日本を愛し、応援するのと同じように、私たちのサッカーもそう思われているんだろうね。アニメでも、サッカーに関するすべての作品で、ブラジル代表を傑出したチームとして紹介している。
コロンビア他者に共感するのは人間の本質だ。
コロンビアスペインは誹謗中傷や人種差別が多すぎる。
エルサルバドルヴィニシウスがバロンドールを受賞することはないだろう。今日、彼はハリウッドでオスカーを受賞する。
人種差別は無くすべきだが、ほとんどは自分で蒔いた種だからね。
スペインヴィニシウスは素晴らしい俳優だ。
スペインこのドキュメンタリーはNetflixで盛り上がるだろうね。
スペイン二人ともオスカー候補だ。
スペイン彼女は崇高な心を持っている。この記者に神のご加護を。
スペイン他者を馬鹿にする者は、人生のどの段階においても、完全な罰を受けることになる。
スペイン彼は傲慢で、その傲慢さを人種差別で隠している。謙虚さがない、あるいはそれを知らない。
ロナウジーニョはベルナベウで拍手を送られたんだよ…この男は敵地でどれだけの拍手喝采を浴びたんだ?
ベネズエラこの記者は素晴らしい..! これが他人の気持ちを理解するということだ🥺
ベネズエラ彼女が泣いているのは、エムバペがマドリードに行き、誰かが犠牲にならなければならないことを知っているからだよ。果たして誰なんだろうね…
ベネズエラたしかにヴィニシウスに対する人種差別や攻撃は多いけど、彼の自己中心的な性格も影響している。
ボリビアヴィニシウスに欠けているのは謙虚さだよ。
ボリビアこの男は億万長者だ。私たちが目を向けるべき真の人種差別は、彼のトイレを掃除する移民が受けているものだろう。
スペイン彼女が理解を示しているのは、ヴィニシウスが試合毎にピッチ上で何をしているのかよく見ていないからだ。スペイン戦でもそうだった。
記者会見で泣いた後、彼は再び挑発者になった🤣
ビニシウスは25日の前日会見で人種差別問題について「時々プレーすることへの意欲や意志が薄れてしまうことがある」などと、涙目で話していた。世界中から同情の視線が注がれたが、スペイン戦でイライラしたようなプレーを多発し、批判された。
16歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルのドリブル突破時に後ろで押し倒し、DFラポルテの背中を肘打ちするなど、ラフプレーが目立った。この映像がSNSで広まり、ラポルテは「(ビニシウスは)オレと踊りたいのかな?」と自身のSNSでコメント。得点できず、試合後はFWモラタと激しく口論するなど、終始イライラした様子だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ec2b6c4ee99358b91d435bc282eeb2a5cd7efd
彼女が泣いているのを見て、私も泣いてしまった。この少年がどれだけ苦しんできたか。
ブラジルスペイン人と日本人の違いを見てみろ。歴然としている。
ヴィニシウスが日本でプレーしていたら、スペインで経験しているようなことはなかっただろう。
そして今日の試合後、スペイン人は間違いなくブラジル人を憎んでいる。個人的な意見だけどね。
ペルー先に挑発をして、その後に文句を言う。
ヴィニのために泣くなんて、素敵な人だね。
ブラジルうわあ、なんて愛らしい人だ!
ヴィニと家族の物語を知っている彼女の気持ちを考えてみよう。スペインで彼が苦しんでいる人種差別のすべてを間近に見るのは耐え難いはずだ。
ブラジル他者への共感と愛😍
ブラジル彼女は天使ですか? キヨミと彼女のスポーツジャーナリストとしての仕事に対して、永遠の賞賛を贈りたい。
ブラジル信じてくれ、世界にはまだ善良な人がいる。
ブラジル彼女にありがとうと伝えたい。他人の立場に立って、その人の痛みを自分のことのように感じることができるのが真の人間だ。
もしこれを見て感動できないのであれば、あなたの人間性はとっくの昔に無くなっている。
ブラジルああ、今はこの二人を抱きしめてあげたいよ🥺
清らかな心を持つ素敵な人ですね。
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