現地時間1月26日に開催されたスコットランド・リーグ第23節で、日本人選手4人が所属する勝点48で2位のセルティックは、同39で3位のハーツと敵地で対戦した。古橋亨梧と井手口陽介は故障で、前田大然は日本代表招集でベンチ外となるなか、前節のデビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた旗手怜央は中盤で先発出場。すると、スコアレスで迎えた27分だった。敵陣中央からゴール前まで持ち上がり、右足を豪快に一閃。強烈なミドルシュートをゴールに突き刺したのだ。今冬に加入した24歳のMFは、デビューから2戦目で待望の初ゴールとなった。この先制点で勢いに乗ったセルティックは、35分には追加点を奪取。旗手から右サイドでパスを受けたオーライリーからのクロスを、ギアクマキスが上手く右足で流し込んだ。2点リードで折り返すが、後半に入って62分に1点を返される。オフサイドラインぎりぎりでペナルティエリア内でラストパスを受けたボイスにダイレクトで流し込まれた。その後、息を吹き返したホームチームの反撃に遭い、73分にはハンドでPKを献上してしまう。しかし、ボイスのシュートはポストを叩き、九死に一生を得る。結局、試合はこのまま2―1で終了。セルティックは何とか逃げ切りに成功し、公式戦4連勝を達成した。なお、旗手は後半アディショナルタイムまでプレーし、上位対決の勝利に貢献している。